そのままの キレイ ヒキダス6感 Cosmetics ・・・ただ洗うだけでなく、頭を耕すヘアケアシリーズ
COLUMN
コラム
スタイリスト歴35年のnoolioが、
髪に関するアレコレを分かりやすくお話します。
肌も、頭の地肌も、同じ皮膚って本当ですか?
本当です!
頭も顔も同じ皮膚です。
しかも、驚くことに頭皮の皮脂腺はTゾーンの2倍以上!
汗の出入り口となる汗腺は、手のひら・足の裏に次ぐトップ3なのです。
頭皮に余分な皮脂や汚れが残っていると、地肌トラブルを引き起こす原因になるので要注意。
とはいえ、シャンプーは通常1日1回で十分。
洗いすぎると今度は逆に大事なうるおいが過剰に奪われ頭皮の負担につながることも!
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髪に関する知識 1毛穴と髪の毛
なんと!頭皮には毛穴が3万個も!髪の毛は1つの毛穴から約2〜4本、全部で約10万本生えているといわれています。
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髪に関する知識 2髪が抜けた!
毛が抜けた〜!?こんなに抜けて大丈夫?と焦るなかれ。日本人の成人ならおよそ50本の毛が毎日新 旧交代しています。
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髪に関する知識 3髪が伸びるスピードは?
髪の毛は1か月で約1cm伸びます。1日にすると平均約0.4mm。さらに早く伸ばしたいという人は、ヘアケアを怠らず髪と地肌をきちんと労わってあげてくださいね
シャンプー不要!という説もありますが?
...じつは僕、試したことがあります!
20年ほど前に塩だけで洗い続けることを約1年間続けました。
...が、辞めました。だってク サカッタンデス!(笑)
どうやらこれは万人向けではないようですネ♪
ほかにもいろいろ試してみましたが、やはり髪と地肌を健康に美しく保つには”良いシャン プー”が必要だと実感。
思いきって僕が考える”最高のシャンプー”を作っちゃいました!
たくさんの実体験とそこから得た知識をもとに作り上げた「6感」シリーズ。ぜひお試しくださいネ。
どんなシャンプーがいいの?
適度な洗浄力があること、キューティクルを傷めないように細かく泡立ち滑らかさがあること、且つすすぎが簡単であるように工夫されたシャンプーが良いシャンプーです。
・アミノ酸系
洗浄力は弱いですが刺激は少ないです。皮脂の分泌が少ない方、ハードダメージヘア、細くて乾燥毛の方には適していると思います。
・高級アルコール系(主に硫酸が加わっているもの)
洗浄力が強いので、皮脂の分泌が多くベタベタしている方には適しています。
・石けん系
科学的に解釈するとアルカリ性が強いです。毛髪がアルカリ性に弱い事を考えると、お勧めではありません。が!強い脂性肌の方には適しています。この場合きちんとしたアフターケアは必要となります。
少しだけ詳しく言いますと...。
頭皮や毛髪に付いた垢や汚れは油汚れです。この油汚れを、ふつうならどんなに混ぜても分離してしまう油と水を仲良くさせる働きをもつ界面活性剤によって水に混ぜて洗い落とすというのがシャンプー剤の仕組みです。しかし、一方でヒトの皮膚や毛髪は皮脂膜という天然のクリームによって保護されています。これも油の一種ですが、洗い流されてしまうと皮膚の乾燥や髪のパサつきの原因となりかねません。界面活性剤は洗浄力の強いものから弱いものまで千差万別。汚れだけを洗い落とし皮脂膜を残そうとすることに界面活性剤選びの難しさがあるのです。
ちなみに、もちろん皮脂膜は落とさずに汚れや雑菌だけを洗い落とすシャンプー剤(界面活性剤)が理想的ですが、今現在できていません!
そこで僕はお客様の大切な髪を任されている職人としての威信をかけ、とても多くの知識と身体を張ったからこそ手に入れた知恵で工夫をし、職人プライドをかけ極力理想に近いものを作り上げました。800人に上る僕のお客様の髪を向上させた、この6感シャンプーです。
シャンプー施術・カラー剤・パーマ剤などで僕の手は常に過酷な環境にさらされています。手の爪はカラー剤で真っ黑になっているほどです。けれど手荒れは全く無く、柔らかく滑らか。
それもまた、この6感シャンプーのおかげだと確信しています。
シャンプーはヘアスタイリストの間柱です!
シャンプーの本来の意味は、「髪を洗い流す」ことではないのをご存知ですか?
シャンプーの語源・由来(「語源由来辞典」より抜粋):
英語「shampoo」からの外来語。「shampoo」の語源は「押す」を意味するヒンズー語で、それが「マッサージする」の意味で使われるようになり、お湯や薬草を用いた頭皮マッサージをすることから、洗髪剤を指す言葉として用いられるようになった。
つまり、シャンプーとは髪の汚れを洗い落とすのではなく、
・血流促進
・硬くなりがちな頭皮をモミほぐす
・毛穴に詰まった皮脂や汚れを押し出す
・美容と健康維持
のために行うマッサージなのです。頭には絶えず動く口・鼻・耳・目があり、身体の中で一番疲れている場所ともいえますから、疲れを癒すためにも毎日の”シャンプー”はとても大切!
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シャンプー効果をUPさせるコツ 1シャンプー効果をUPさせるコツ
先ずは、予洗いすすぎは1分くらいする事がコツです!.... 血流を促しマッサージの効果が上がるだけでなく、頭皮にある3万個の毛穴が開くことで皮脂の汚れが落ちやすくもなります。
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シャンプー効果をUPさせるコツ 2下から上へ、3秒モミ押し
3秒チカラを抜いてシャンプーするときは、一気に洗うのではなく ゆっくりなリズムで。 順番は"下から上へ向かい、3秒モミ押し3秒チカラを抜いていく"これがコツです!ちなみに、僕のサロンでは平均15分のシャンプーマッサージを行っています。
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シャンプー効果をUPさせるコツ 3髪の毛に最適な湯温は40°Cまで
洗顔時同様、シャンプー時の湯温も熱すぎると頭皮に必要な皮脂やうるおい成分が流れ出し、乾燥しやすくなってしまいます。湯温は体温に近い35〜40°Cで!
髪の毛は、弱いの?強いの?
毛髪の90%以上は、硬いケラチン性のたんぱく質で構成されています。本来なら”強い”のですが、残念ながら自己再生能力がありません。というのも、毛髪は爪と同じように肌の角層が変化してできたいわば死んだ細胞組織の集 まり。
頭皮から栄養を吸収している毛根部は「生きている」といえるかもしれませんが、いわゆる毛髪部は毛母細胞が角質化して押し出されてきたものにすぎず、血管も神経もなく当然新陳代謝もしていません。
そのため、一度傷んでしまった髪をもとのように治すことは不可能なのです。
たとえ水を含んだだけでも表面のキューティクルには隙間が開き、剥がれ、髪にとって大切な成分が流れ出てしまい、ダメージがどんどん拡大していきます!
ダメージを治すには、これから生えてくる髪を健康な状態で伸ばしていくしかありません。
ですから髪は”いたわり”を必要とします。
髪と頭皮をいたわるヘアケアアイテムを上手に取り入れ、正しいケアでいつまでも健やかで美しい髪をキープ♪
えっ?タオルも重要ってどういうこと?
髪を拭くタオル...じつはとても重要です。
化学繊維素材は髪や肌を傷めやすいといわれています。ですから使用するタオルはなるべく良質な綿素材、できるだけ肌触りがよく吸水性に優れたモノがおすすめです。
もっとも肝心なのはどのように使うかということ。
たとえ良質な綿タオルでもゴシゴシはNG!摩擦のダメージで、大事なキューティクルが壊れてしまいます。
できれば、タオルは2枚使いで取り換えるようにするのがGOOD!
髪を守るためにタオルドライの前に洗い流さないトリートメントをつけるのをお忘れなく!
どうして白髪になるの??
遺伝的要素が強いです。
大雑把な説明になりますが、毛髪をつくっている毛母細胞と同じところに、毛髪に黑い色を与えている細胞(メラノサイト)があります。この細胞が産生するのが、シミやソバカスでも有名なメラニン色素です。
髪の毛の色には、黑・褐色・茶色・金色など様々ありますが、それらの髪色はメラニン色素の量にによって決まっています。
生来のメラニン色素が少なければ、髪は茶色や金髪に。
メラニン色素が無くなれば、当然髪も白髪になります。
これは年齢を重ねていくうちに、メラニン色素をつくりだす細胞の働きが鈍ったり、細胞そのものが死んでしまった場合も同様です。
でも!白髪になる年代を少しでも遅らせる方法があるんです!
それは食生活に気を付けること。
「栄養不足」は白髪の大敵!
バランスを考え、銅イオンを含んだ甲殻類、貝類、ココアやアミノ酸のチロシンを多く含んだ大豆、アジ、サバなどを積極的に摂るようにしましょう。
鶏卵も良いと思います。
毎日の献立にぜひ一品加えてください。
40代くらいから髪のボリュームがなくなってくるのはなぜ?
年齢を重ねるにつれ髪のボリュームがなくなってくるのは皆さん共通の悩みです!また、ウネリやパサつきも多くの方が嘆いています。
毛髪も肌同様若い時期と同じ状態をキープすることは誰にとってもとても困難です。
対処としては、身体全体のアンチエイジングに励み、きちんとした食と生活を続けること。
食う寝る遊ぶ!その上で、毛髪を作っている毛乳頭の活性化に良いとされる正しいシャンプーマッサージ、育毛剤の使用をお勧めします。
基本の食事ですが、毛髪はケラチンというタンパク質からできているので、爪や髪の発育に有効とされるイオウを含んだ油脂の少ない動物性たんぱく質や大豆製品を摂ると良いでしょう。
また使用するスタイリング剤は、高分子化合物や皮膜形成剤の配合された製品が効果的です。
髪質別!寝起きスタイリングアドバイス
洗い上がりのヘアスタイリングに苦労したことはありませんか?
スタイリング歴35年のnoolioが髪質別にスタイリングのコツをアドバイスします♪
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基本のケア
- ダメージから髪を守るため、湯上りは洗い流さないトリートメントをつけるとよいでしょう。
- 水分は低い方へ向かうので、まずは頭皮をもむように根元部分を拭き取り、その後は中間から毛先に向かってやさしく水分を拭き取っていきます。
- 表面からブラシをかけると髪が跳ねます!ブラシは髪の内側に入れ整えるようにしましょう。
寝ぐせ直し”は“根元”に水!
寝ぐせ直しをする時は髪の根元から毛先にたっぷりつけましょう。根元からくせを直さないと、毛先もきれいにまとまりません。 -
髪質別 スタイリングアドバイス 1硬くて多い
- 天然毛ブラシを内側から入れ整える。
- 毛束を指で挟み、髪の根元から下へ滑らせるようにドライヤーで100%乾かす。
- 髪の毛が温かいうちに手のひらで頭を数秒間包む。
- 仕上げに髪の内部から天然毛ブラシで整える。
★ポイント★
中間から毛先全体にヘアオイル、ダブル使いで毛先にヘアクリームを。
手に残ったヘアクリームは、上から下へ撫でつけてください。
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髪質別 スタイリングアドバイス 2ウネリ・広がり・クセ毛
- 天然毛ブラシを内側から入れ整える。
- 毛束を指で挟み、髪の根元から下へ滑らせるようにドライヤーで100%乾かす。
- 髪の毛が温かいうちに手のひらで頭を数秒間包む。
- 仕上げに髪の内部から天然毛ブラシで整える
★ポイント1★
中間から毛先全体にヘアオイル、ダブル使いで毛先にヘアクリームを。
手に残ったヘアクリームは、上から下へ撫でつけてください。★ポイント2★
洗髪時のシャワー温度は低めに設定。トリートメントをつけたらタオルで包み数分放置してください。そうすると髪がよりなめらかに。
スタイリングの仕上げにドライヤーの冷風を使うのも◎。 -
髪質別 スタイリングアドバイス 3パーマヘア
- 髪の根元だけ乾かす。
- ひっぱらないよう手ぐしで整えていく。
- 仕上げも髪の内側から手ぐしで整え、そのまま触らず自然乾燥。
★ポイント★
仕上げ時に使用するヘアケアアイテムは、全体に水分補給できるヘアオイル・ヘア ワックス・ケラチン配合フォームがおすすめです。 つけるときムラがあってもOK!そのほうが立体的なカールになります。
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髪質別 スタイリングアドバイス 4柔らかく少ない
- 上を向き、髪の根元を起こすようにして、起こした根元をドライヤーで100%乾かす。
- 半乾きの毛先は手ぐしで整える。
- 仕上げは自然乾燥で。
★ポイント★
ヘアワックスは不向きです。仕上げには少量のヘアオイルを! -
髪質別 スタイリングアドバイス 5ハリ・コシが強すぎる
髪の毛を指に巻き、ドライヤーで温める。
このときすぐには放さず、温度が下がったら放す。
この技を出来る限り髪全体に!
発想転換し直線を曲線に変化させることでスタイリングを楽しんでみてください。★ポイント★
あまりに苦労が多いようなら、パーマをかけることをおすすめします。
(パーマ剤は髪の毛を軟化させる薬剤でもあるからです)。
【製品について よくある質問】
- 保存料は入っていますか?
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必要量の防腐剤を加えております。
6感製品は、飲み物ではありませんが、フレッシュジュースのような製品です。
そのため、封を開けてから長期間経ちますと、色や香りに変化が起こる事があります。また、天然由来成分をベースにしているため、水などが混入すると腐敗する場合があります。そのための必要量の防腐剤を加えておりますのでご了承ください。
- 香りはどんなものがありますか?
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活力を与えてくれるバニラ&ココナッツの香り。
リラクゼーション効果もあるプルメリア&バニラの香り。
新鮮なジュニパーベリー&ゼラニウムなどから採取した精油を使用した香りです。
- シャンプーやトリートメントの色が買った時と違うのですが?
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植物の葉や枝が紅葉することと同じように、天然由来成分をベースとする6感製品にも色の変化が起こります。
天然由来の色素を使用しているため、長時間にわたる日光及び室温などの外的要因によって多少の褪色や色の変化などが発生する場合がありますが、品質には問題ありません。製品に合成の着色を施していない証拠です。
- シャンプーの色は着色剤を使用しているのでしょうか?
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着色剤ではありません。
(1)エメラルドのような透きとおったブルーが特徴のグルコン酸銅は、粉ミルクや健康機能食品にも使われる果実酸由来の天然成分です。
銅は肌の代謝に不可欠な微量必須ミネラルで、頭皮の皮脂分泌を調整する働きがあり、体臭・汗臭などのケアアイテムにも使用されるバイオティクス成分です。(2)栄養価が詰まっているような褐色が特長のヘマチンは、髪と頭皮のアンチエイジングに大きく影響する、血液から得られる有機化合物です。
髪の大部分を占めるタンパク質(ケラチン)と結びつき、髪を補修する成分。育毛剤促進効果が認められているほか黒いメラニン色素を作るための酵素の働きを活性化させることから、薄毛や抜け毛、白髪などに悩んでいる人にオススメです。安全性が高く副作用もほとんどない万能トリートメント成分です。
- シャンプーの泡立ちが弱いのですが、なぜでしょうか?
- 広く市販されている一般的なシャンプーに比べて泡立ちが弱いと感じる場合があるかもしれません。また、ワックスやスプレーなどが髪に残っている場合は、泡立ちにくいことがあります。このような場合には、頭皮が温まるくらいの予洗いを行った後にシャンプーをすると、泡立ちも高まりさっぱりと洗えます。
- フェノキシエタノールなどの防腐剤を配合しているようですが、なぜでしょうか?
- 6感製品は多くの天然由来の成分で作られています。これは必要以上の化学成分を配合せず、髪と地肌にとって安全な成分でつくっているからです。しかし、弱点があります。それは、傷みやすい、ということです。フレッシュジュースを長時間放置しておくと傷んでしまうように、天然由来成分がベースの製品は雑菌などが入ると傷みやすいのです。傷みが進んだ製品を使用することは、防腐剤を加えることよりずっと恐ろしいことで、お肌や髪のトラブルなどを招きかねません。そのため、必要量の防腐剤を組み合わせて配合することで、製品の安全性を守っているのです。